睡眠薬について
オンライン不眠症外来で処方可能なお薬(一例)
2回目以降の受診であれば、通常の外来と同様にお薬の処方が可能です。
効果や副作用は人によって感じ方が異なるため、軽めのお薬からまずは試すようにします。
効果不十分な場合には診察で相談しながら、お薬の種類や量を調整していきます。
マイスリー(一般名:ゾルピデム)
寝つきが悪いといった、入眠困難を改善するお薬です。
超短時間型で作用時間が短いため、効果発現が早く、切れ味が良い睡眠導入剤になります。
翌朝に残りにくい特徴があります。
服用方法
通常、成人1回1〜2錠(主成分として5〜10mg)を、1日1回就寝前に服用します。
ルネスタ(一般名:エスゾピクロン)
寝つきが悪い、熟睡できないなどの不眠症状を改善するお薬です。
内服後は唾液を苦いと感じることがあり、味覚に影響する可能性があります。
服用方法
通常、成人1回1錠(主成分として2mg)を、1日1回就寝前に服用します。
デエビゴ(一般名:レンボレキサント)
寝つきが悪い、熟睡できないなどの不眠症状を改善するお薬です。
服用方法
通常、成人は1回1錠(主成分として5mg)を、1日1回就寝直前に服用します。
レンドルミン(一般名:ブロチゾラム)
寝つきが悪い、途中で目が覚めてしまうといった不眠症状を改善するお薬です。
入眠困難から中途覚醒までバランス良く効果があり、一般的によく処方されます。
服用方法
通常、成人は1回1錠(主成分として0.25mg)を、1日1回就寝直前に服用します。
リスミー(一般名:リルマザホン)
入眠できない、長く眠れないなどの不眠症状、不安や緊張などの症状を改善するお薬です。
作用時間はやや長めで、睡眠の維持を助ける効果が期待できます。
服用方法
通常、成人は1回1錠(主成分として2mg)を、1日1回就寝前に服用します。
なお、年齢・症状により適宜増減されます。